お金に通貨ごとに、取引量シェアが異なります。
基軸通貨(キーカレンシー)とされている米ドルが、現在およそ40%強のシェアを占めています。つまり取引量シェアが大きいという事は「USDJPY=ドル円」で考えると、円の出来事より、米ドルの出来事の方が影響を受けやすいという見方も出来ます。もちろん、変動要因により必ずしもそうとは限りませんが。
この記事では、通貨別の為替取引量シェアをまとめてみました。
目次
通貨別取引量シェア

米ドルが多いことは、誰でも知っているけど、以外にもポンドより日本円の方が多いんですよね。
だから、例えば、日本の中銀のような指標であっても、あまりドル円レートを大きく動かしたりすることがないのはシェアが単純に低いことが要因の一部を占めていると考えられますね。
逆に言えば、USDCADのボラティリティが高いのは通貨シェアの差が大きいから、少しの要因でどちらかに大きく動くことも多いのかもしれませんね。
FX初心者の通貨選定について
まずは身近、かつ取引量の近い「米ドル」「円」「ユーロ」の合成通貨を選ぶといいかもしれませんね。
・USDJPY
・EURUSD
・EURJPY
巷では、ゴールド専門とか、ポンド専門とか勝手に区切っている人がいますが、通貨ごとに捉えやすい癖などありません。あるなら頭にいい人はみんなそれで既に稼いでいるはずです。こういうことを言っている人で長期的に勝っている人を見たことがないので気を付けましょう。
まとめ
通貨ごとにも取引量のシェアは目に見えて違います。
トレードを組み立てるうえで、それぞれの通貨がメインになるマーケットタイムや、指標もしっかり確認しておきたいですね。
次にオススメ!マーケットタイムや為替の変動要因!
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