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地政学でユーロを分析する

一問一答のガチの「STUDYシリーズ」、今回はユーロを分析する視点をひとつご紹介します。

円やドルに比べて「ユーロ」ってちょっとよくわかりづらいことあるわね

いやまぁ。。わかるということ自体。。うん。そうね。でも今回の記事を読むといいかもよ。

目次

編集長

認定テクニカルアナリスト(CMTA®) Certified Member of The Nippon Technical Analysts Association . FXと株のトレーダー。「ASOBIFX」編集長。証券会社主催単独セミナーなど多数登壇。公式LINE登録者2000人、Disicord登録者3000人。

為替の分析は、ペアの分離が基本。

ユーロドルのチャートだね

ユーロドルのチャートを分析するなら、何をしますか?

トレード理論、テクニカル分析、様々あります….初心者のうちは。手法や検証で勝てないことを知ってから、超面白いFX分析の世界がはじまりますね。さて、ユーロドルの分析をするならまずは「EUR」と「USD」を別々に分析しますね!これはどんなトレーダーも投資家も、本物ならみんなやってます。

例えばEURUSDが大きく上がっていたら
①EURが強く買わている
②USDが強く売られている
③その両方
④ほかの通貨の影響

まずこの①~④で考える。この要因が「中長期的に続くもの」であれば当然逆張りはできない。水平線が当たろうと、検証した手法がどうなろうと、トレードは「相場マター」です。

上がっている相場で、勝てるショート手法はないからね

ドルと、円はラフでポップな指数がある。

円は、皆さん御用達の「円インデックス」。あとは普段は見る必要一切ないが、超上振れているときのみのVIX。これを見ればかなり円の分析は濃度高く行うことはできる。これからどうなりそうということは読めないけど、今危険な状態か、やっちゃいけないトレードは何かは大まかに予想がつく。異次元の指数たちではあるけど、紹介はまた別の記事や動画を見てほしい。

米国国債10年利回りは、FXどころか株や先物のトレーダーでプロなら見ない人はいないと言い切れるくらいの重要指数だね。10年ではなく、1年とか5年とか派閥は存在する。ただ、これは絶対指数なのに対して、前述した円インデックスは相対指数なので、同じような見方をすると怪我をする。比較対象があるものか、ないものかでチャートは全く別物になるのは覚えておこう

よーし!じゃあユーロは何を見るといいんだい????

ユーロは、特にない。

まず前述した「円だと、円インデックス」、「ドルだと米国国債10年利回り」のようなものはユーロにはないのだけど、その理由がある。※その時々で見るべきものはある場合もある。

◆円やドルもただ指数を見るだけだと意味がない

円インデックスや米国国債10年利回りは「相場が金融政策が重宝されるから、見ることで状況を理解できるカギになりやすい」からであって、いつでもただ見ればいいわけじゃない。指数とFXチャートが全然違動きをすることもあるのだけど、その時はコロナとかスイスショックとか他の要因で動いている。つまり、相場のテーマに沿って材料を選ぶ必要があるということ。

牛丼作りたいのに、材料にうどんだけ買ってきたら、おかしいことになるよね?

◆ユーロは「19カ国による共通通貨」

ユーロは「共通通貨」という性質がある。

・通貨内の各国の政治的思惑が異なる
・各国の経済力・財政状況に大きな格差
・統一的な財政政策がない

…という感じで、単一指標では政治リスクを捕捉できないのです。だから何か一つの指標だけを見ても「ユーロ圏」としての強さみたいなものはそもそも判断できない。多角的なアプローチが必要になるということだね。

地政学で見ると「ドイツが先行指標になることがある」

実は「先行指標」として、ユーロ圏には「ドイツの指標」が重要な意味になることがある。

ドイツは欧州の中心に位置し、9カ国と国境を接する地理的優位性を持ちます。この立地は東欧と西欧を結ぶ接点となり、地政学的な変化に最も敏感に反応する位置関係になるね。

また、ドイツの「製造業中心の輸出大国という産業構造」は、世界景気の変動を鋭敏に捉えやすい特徴がある。特にグローバルなサプライチェーンのハブとしての役割は、世界経済の動向を先取りする形で自国経済に反映させることになるね。

そして、EUの最大経済国としての地位がECBへの強い発言力や財政規律のモデルケースとしての役割をもたらすんです。つまりドイツは、欧州経済の来るべき経済変動を最初に示す指標となりやすい構造を持っていると言われている。

!!
だからいつも指標ウォッチリストでも必ずドイツを入れているんだね

そう!FOMCについで重要になるEURの金融政策「ECB」へ強い影響力があるのが、ドイツの経済ということなんだ

分析しよう!

さてさてさーて。今週のEURUSDを見てみよう!

このチャートを例に、分析します。

まず流れは…….何も言わなくてももうお分かりかと思います。「流れ下向き」ですね!

流れ下向きの技術介入基礎

下に向かいチャートでショートは「優位性が高い」
ロング「損切のリスクが高い」ので短め利確か、もしくは見送り。

◆米国市場「休場」

この記事を今日書いた理由として、わかりやすいのが「昨日はドルが休場だった」のです。わかりやすく言えば昨日のユーロドルの相場は「ユーロ要因が大きい」ので、いいタイミング中かなと。ということでライブ感で記事を書いていくね。

昨日~今日はこの部分だね!

◆ユーロを紐解こう!

さて、今回の記事で紹介したドイツの指標を見ていこう!

ドドドドドドドドド「DE10Y

DE10Y

ドイツ10年国債利回り(DE10Y)は、ユーロ圏で最も信用力の高い「安全資産」として知られているね。この金利には、ヨーロッパの政治的・経済的なリスクが鋭敏に反映されます。

さて、ドイツ国債はどう見える?

直近1週間で見ると下がっているね

つまり、現在EURは少し弱く売られやすくなっている、ともとれるね。あくまで地政学的な先行指標としてのユーロ解釈として、ね。ということは、米国市場が休みの昨日は、ユーロ要因だけ見れば売る方が優位性は高いと分析で行きます。あくまで地政(以下略

まとめ

①ユーロドルチャートは、下向きの流れ。原則ショートに優位性がある。
②先行指標としてドイツ国債を見るとユーロはイマ弱くとられる要因がある。

=①、②もショートが推奨といえる材料に。

じゃあもう一度、チャートを見てみよう!

ショートしてれば稼げたやん!!!!!!!!

そういう考えしてたら、火傷すっぞ!汗
もう一度このサイト全部よめ!

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