「FXトレーダーは、ほとんどが負けている。」と言われている。
しかし、やたらと「2倍になった!」「100万稼いだ!」という投稿を見かける。事実、僕もビギナー時代にロスカットすることなく110万弱くらいまでは増やせましたし、この手の投稿が全て偽物とも思いません。
しかし、最終的に負けてしまう。溶かしてしまう。調子がよかったのにミスでロスカットしてしまう。これって「明らかに勝ち負けとは別の問題があると思いませんか?」
この記事では、負けているトレーダーから、体制を立て直すべく最適なルートを考えました。ぜひ参考にしてみてください!

僕も今では月何百万と増やしていますが、元々5万円スタートですので、小額時の気持ちもいたいほどわかるのです。
資産変動で見る「本当に大事な攻略方法」
ほとんどの方は、「1万~10万円」くらいでトレードをスタートします。
SNSを開けばわかりますが、わりと「10..50..100万」くらいまでは増えてしまうことは往々にしてあって、そういう人を見かける人も多い。ただ、そのまま500万1000万って増えてる人って全然見たことなですよね?
他のページでも解説していますが「FXは勝つのは難しくないけど、稼ぐのはほぼ不可能」な仕組みです。それは「必ず最後はロスカット/大損してしまう」という点にあります。



対策しなくてはいけないことは、勝ち方でも勝率でもなく「ロスカットや大損の回避方法」ということです。負けているトレーダーはほとんどがこの時点で考え方がズレてしまっているんですよね。
推移と、比例する「拗らせ方」


繰り返しますが、2倍や100万円とは、初心者でもイケます。運が良ければチャートなんか見ないでイケます。手法やインジケーターやトレード理論なんてもはや不要の領域です。上か下かだけで勝負してる間は当然2択ですからね。
しかし、トレードは、決して2択では測れないほど深いものです。何か要因が起きて動いている時に「固定したトレード方法」を取っているとズレてしまい、大損は不可避。資金ロスになってしまいます。つまり相場の異変に気付くことが何より大事なのに、インジケーターツールやトレード理論を気にしているあまり、相場を分析すらしないことが負けているトレーダーの特徴です。
そして、存在するほぼすべての商材/サロン/有料noteはいずれももしかしたら一瞬勝ったかもしれないけど、それはそれらのおかげではなく、たまたまでしかなかったもの。つまりそれを使っても絶対に勝つことは出来ないものです。
過去に増やした経験が強ければ強いほど、商材を作ったり、相場観を投稿したり、あげくサロンを開いたりする。大事なのは今、この時だからね。トレード全然してる様子の無い人は参照しないように注意しましょう。



トレードって「未来で勝つ」ことが目的のはず。でも商材やサロンやトレード理論って「過去で勝ったかもしれないよくわからないもの」だから、そもそも負けているトレーダーが探しているものってそこにはないんだと思うんだ。
立ち向かうべきは、「大損へのリスク管理」


極論を言えば、トレード手法は別にどうでもいい。僕はそもそもトレード手法なんて使ってないし、オシレータータイプのインジケーターも使っていないし、1時間足固定だから、それは経験談としてハッキリ言える。
もうお分かりの通り「リスク管理」がすべてみたいなもので。どんなインジケーターやトレード理論も、相場の異変を察知する能力はないので、その点は使えないと思ってもらっていい。つまり外しても問題ない。
つまり「どうしたら大損をしないか」「どうしたらロスカットしないか」を分析するのがトレーダーのやるべきことです。だから、勝つって言うのはプラス利確ではなく「利金を残すこと」ともいえると思います。



負けるトレーダーにとって勝つ方法は「プラスを目指す事」。勝っているトレーダーは「負けを限定化」することに分析技術を注いでいます。
【保存版】どうすれば負けを限定化することが出来るか。
上記で書いた内容も含め、すぐにでも出来るものは以下の通り。
・インジケーターを外す
・トレード理論を使わない(そもそもほとんど根拠ない)
・凄そうなトレーダーをSNSから排除(ほぼ偽物)
・手法やサロン探しをしない
・観測時間足を出来るだけ固定する(1時間推奨)
すべて無駄なのか?という議論をするつもりはなくて。ただ、この記事を読んでいる人はわかると思いますが「勝てるんだけど調子が悪くなると大損するかロスカット」これをまずは排除したい。まず勝っているのはその手法のおかげではなく、因果の無い「たまたま」。であれば、調子が悪くなって大損/ロスカットと言う部分をまずは自分から解除することが大事であるということを指して、リスク対策としています。



そもそも資金に対してロットが適正なら、ロスカットは基本あり得ない。
金融リテラシーを高める。
FXトレード手法!…の前に為替ってなんで動くか知ってる?


相場の波形を読み取る。
インジケーターを使わないで、何を分析するのか、という話。


兼業トレーダーは、常に相場を分析できるわけではない。
本当かは置いておき、FXの教材はほとんど専業のプロトレーダーの文献です。しかし、そもそもサラリーマンや主婦の方は、常に相場を見ることはできませんよね。その時点で破綻しています。
僕は自分自身で相場を見なきゃいけない分析とは別に、「自分が見なくても出来る分析」を要素分解しています。それを市況管制塔のようなものとして「ダイバー」として構築しました。


証券会社って「危ないところがあるの?」【出金停止・口座凍結】


負けの限定化~まとめ~
まずは、不要なものを外す。それから相場そのものを観測できるようになる。これが負け限定化の第一歩です。
リテラシーが足りてくると自ずと色々わかるようになるので、まず全部を知ろうとせず、しっかりポイントを抑えるといいでしょう。リスク管理とは「相場に対して、自分の考えているトレード戦略が危ないのかどうかを察知する分析」によって得られます。
しかし、これは「分析の話」。トレーダーは更に「リアルトレードによる精神負荷」を考える必要があります。デモトレードでは勝てるのに、リアルトレードでは勝てないというアレです。



デモとリアルは完全に別物です。
デモトレードでは「練習にならない」
あたりまえなことですが、FXは確実に勝てません。なので、勝つこと稼ぐこと負けなくなることも確定では不可能です。そのためにトレーダーは「トレードの練習」を行うのですが、これは「デモトレードではほぼ意味がありません」。
例えば、普段皆さんは普通に歩いていると思いますが、今いるところが紛争地域で地雷が埋め込まれている場所で、目に見える場所で爆発して致命傷を受けている人も目にしてる状態であれば、死と隣り合わせで普通に歩くことは出来ないと思います。
トレードやギャンブルではしばしばこのような例が出されますが、デモトレードとリアルトレードでは、そうした環境が精神に与える影響が直接取引に反映されるのです。例えば「-100万円」になったとき、リアルトレードでは怖くなって損切りする人も居ると思います。デモトレードでは、放っておいても問題ないですね。つまり「リアルトレードはリアルトレードで練習する必要がある」わけです。デモトレードで行える練習は、操作方法の確認とか、ロットに対しての利益損益の大きさの把握程度のもので、ある程度慣れているトレーダーには不要なものです。
今月は+1158万着地。損切り0回。 pic.twitter.com/U7LxNp5FmX
— 春の雪|FX TRADER (@harunoyukifx) December 30, 2021
そもそも僕はデモトレードで練習なんてやったことないですし。
リアルトレーダーには「目に見えない壁」が多く存在し、それらを乗り越える必要があると考えています。ここから本題の「FX負けトレーダーが資金を増やすための攻略ルート」を書いていきます。



次のページで、要素を分解していきます!
