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【完全保存版】為替相場はどんなときに動くの?(前編)

男性は「悪いことは感情で」判断していると言われている。たしかに都合悪いことは結構流してしまいがちで、自分にとって必要だと思うことほど理由をこじつけるなぁと思う。

FXにおいてはかなり顕著に出ていると思っていて、損して負けている人はこんなに多く居るのに、為替がなぜ動いているか答えられない人があまりにも多い。為替を取引しているのに為替についてその変動理由すらわかってないのは極めて非論理的であり、そんな状態で検証はおろか、正しいトレーダーの見極めすら出来るはずもない。

この記事では、なぜ為替が動くのか、根本的な仕組みについて解説します!

目次

編集長

認定テクニカルアナリスト(CMTA®) Certified Member of The Nippon Technical Analysts Association . FXと株のトレーダー。「ASOBIFX」編集長。証券会社主催単独セミナーなど多数登壇。公式LINE登録者2000人、Disicord登録者3000人。

結論

為替が動く要因は、世界各国の金融政策、政治、地域紛争、自然災害、天候、平均的な値動きまで、あらゆるマクロ要因の影響を受けて為替は変動するため、プロでも予想できないと言われています。これは学校で習う範囲の「常識」です。

当然ながら素人の「勉強」や「検証」や「手法やツールの購入」で予想できるものではなく、また、相対するのはトレーダーだけではなく、貿易決済や旅行客の動きなどであることから「インジケーターが効くとか機能する」なんてこともあるはずもない。RSIとかエリオット波動を見て旅行決めたんだ~って人みたことないと思います。

FXトレーダーが低学歴の方ばかりなのは、こうしたマネーリテラシー以前の問題が要因となっているためですね。

勉強や検証で、手法やインジケーターを調整してもそれで勝てるわけもなく、むしろ成長すらしていないというわけです。凄そうなトレーダーを追っかけても、トレーダーだけが為替を動かしているわけではないため、本質的には全く見当違いなんです。

様々な市場参加者

個人投機家以外にも様々な参加者が為替のレートに介入をしています。

そのため政治経済を紐解いて「実体経済」通りに為替は動きません、ネット上には様々世界のニュースをまとめている個人や機関がありますが、その情報に目線を左右されてバイアスがかかると、トレードに影響が出ます。

あくまで発表された経済ニュースが正しかったとしても「材料の一つに過ぎない」という見方は忘れてはいけません。

ニュースサイトも間違いは多いうえに、日本語のニュースサイトは「日本目線のニュース」となっているので、相対的に海外がどのように受け取るのか、意味合いに乖離があることが多くあります。円高/円安になっていく、みたいなニュースを真に受けすぎないようにしてください。

FX必勝法は「存在する。」

では、FXトレードで絶対勝つ方法が無いかと言われれば、普通に存在します。

価格操作」です。そんなのできるわけないじゃんって思うかもしれませんが、普通に度々ニュースになっていますよ。その手口は様々ですが、論理的に考えて、未来を読むより為替レートを任意で動かしたり、インサイダーが可能であれば、この方が圧倒的に賢い。

倫理的にもそうだし、素人にできるかどうかもそうだし、リスクの方が大きいので、出来る出来ない論で言えば「出来ないし、出来てもやりたくない」と思うのは普通です。逆に言えば、これ以外に絶対的な必勝法はありません。


人は、困難に遭遇すると人を頼る心理があります。

それ自体は、とても素晴らしいことです。しかし、FX界隈は9割敗者で9分偽トレーダーで9倫は勝ってるけど表に出てきていない人です。表に出てきていて、本当にトレードしてる人はほとんど存在しません。いつも凄いと思っているトレーダーが証拠金や出金画面まで出しているのを確認していますか? ほぼすべての偽トレーダーは利益画面(デモ)だけだったり、先出(都合悪いのは後で消す)だけだったり、図解(そもそもトレードすらしてない)だけだったり、冷静に見れば信じるに値しない人ばかりです。

そんな、負けるトレーダーの特徴として「検証」をしはじめます。これもそれ自体は悪くないんですが、そもそも「何のための検証か」があいまいです。「勝つ/稼ぐ」ことがゴールだとするなら、手法の検証は見当違いです。なぜならば、為替は読めないからです。

検証や勉強の前に目的をしっかり決めましょう。FXで確実に稼ぐのが目標であれば、真面目に国家レベルの犯罪級のことが必要になります。出来るだけお金を失わないようにトレードしたいなら、まずは怪しいトレーダーを視界に入れないようにしたり、商材やサロンに安易に近づかない環境作りから行いましょう。

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金融用語「カーブフィッティング」

手法やインジケーターを調整することを検証と呼んでいる人が居ますが、まずそれは検証ではなく「眺めて弄っただけ」です。これを金融用語で「カーブフィッティング」と呼ぶので、覚えておくといいと思います。

なぜインジケーターや手法を調整しても勝てないのかと言えば、過去相場の値幅に沿わせているだけだからです。これは検証ではありません。機能するとか、効いてるとかいう単語を口にするレベルの初心者がよく行うことですね。

存在するほぼすべてのトレーダーの手法と呼ばれるものの正体がこれですね。

FXに勉強代があるとするなら、これを理解できるまでに使う費用でしょうか。これをみてもピンとこない人はまだまだお勉強の時間がかかると思います。手法だけではなく、有料noteの中身、偽アラート(異世界アラートのパチモノ)、自動売買ソフトの中身はすべてカーブフィットで沿わせただけのナニカ、ということになりますね。

これから起こるリスクを算出しなくちゃいけないのに、昨日までのものを眺めて、それっぽい形に調整して安心感を得るだけ。それなら、長期的にマイナスに収束してもおかしくはありませんね。

わかりやすいワードで言えば「アップデートした」「検証した」「手法が出来てきた」とかこの辺は、全部過去の相場にフィットさせているだけなので、逆に言えば、有料noteやサロンなどで”アップデート”なんて単語が出た日には、間違いなくまがい物と思っていいでしょう。

本当に勝てるなら”アップデート”の必要はないですからね。マイナーチェンジとかならまだわからなくもないのだけども。


ダイバー(異世界アラート)は、なぜ一切アップデートしないのか、他の偽アラートと何が違うのか、以下のページにまとめています。

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為替に大きく影響を与える「金利」

難しいことはもうこのページには書きません。為替がツールや手法やトレード理論で読めないことをちゃんと理解してもらえたら、それでOK!ただ、もうワンステップ先へ進みたい方の為にもう少しだけ補足します。

為替を正確に予想することは不可能です。それは、TVに出ている専門家がトレーダーとして成功できていない事や、そもそも投機のプロフェッショナルである「証券会社」自体がトレードをビジネスモデルにしていないことが何よりの証拠です。

では、全く意味不明な動きをしているかと言えば、そうじゃないケースももちろんあります。

ワンステップ先へ 『金利』の本質

皆さんの生活において金利が関係するのは「銀行預金」だと思います。年に、数円増えるアレ。

その金利が、ありえない話だけど「日本円をもって預けてたら年に1000万円増える!」としたら、みんな預けますよね?世界中の人が日本円を欲しがると思いますよね?

ざっくり言えば、金利が上がるという事はまずはそんな認識でOK。メリットもあれば、もちろんデメリットもあるんだけど、そのくらい「需要と供給」に直結しやすいのが金利です。

「雇用統計(米)」「FOMC」

雇用統計、FOMC。単語だけは目にしたことも多いと思いますが、これらが発表されるときは大きく動くイメージがあると思います。

そう、これらは「金利について直結する話題」なんです。それもシェアNO,1の米ドル(USD)についての金利なので、世界中が目を光らせています。だから、大して新しい話題が無くても、この指標の前後では、それなりの駆け引きがされるので、どちらかに大きく動かなくても上下に激しく動いたり、スプレッドが上がったりします。

まず、最初に覚えてほしい対策は「これら重要指標のあとに一気に動いたら逆張りをしない」こと。上がり切った/下がり切ったあとに動きが鈍くなって、元に戻ってき始めた時に初心者は逆張りをしたがりますが、それは「その大きな動きを作った人たちが利確撤退した多少の戻り」なので、本質的にチャートが切り返したかを判断するには早すぎる。なので、まずは大きな動きの後は、鈍くなっても手を出さないくらいでいいでしょう。

経済指標のサイトは、毎週土日に1週間分目を通しましょう。まずは雇用統計(米以外もあるけどとりあえず米のみから)やFOMCの次回の日程は抑えておくよ良いでしょう。下のサイトは筆者が確認しているサイトです。
https://fx.minkabu.jp/indicators

まとめ

まずは米雇用統計や、FOMCの後に、逆張りをしないことから始めていきましょう。

それだけ?と思うかもしれませんが、これはFXトレードのリスク管理の中でも上位クラスでリスクヘッジ手段です。出来れば、逆張りしないだけではなく、指標前にポジションを整理しておくことが出来れば、脱初心者トレーダーと言っても過言ではありません。

この金利が厄介で、突然要人発言で波風が変わることもありますし、ネットのニュースがデタラメなことも多いので、とにかく変に調べ過ぎず「重要指標前後の立ち回り」として心得ておいてください。

後編に続く

情報過多になってしまうので、後編は別パートに分けました。応用編となるので、会員限定の記事にしています。内容もミクロ視点になるので、まずは他の記事をしっかり読み込んでいただければ幸いです!

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