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【超有料級】相場の逆走を読む「リバースダイバー」分析

ほかの記事でも書いているが、為替の変動を読むことはプロでも不可能だ。

もし可能なら専門家はみんな長者番付に入るくらい自由に稼げるだろうし、証券会社は顧客にトレードさせずに自分らでトレードを行うビジネスモデルを構築するだろうし、勉強するだけでいいならYouTuberよりメジャーなはずだしね。

天候も影響すれば、小石に躓いて転ぶように何もない瞬間の偏りでも大きく動くし、ちゃんと為替のことを知っている人なら、動きを予測するなんて、難しい。ただ、新型ウイルスやインフレ絡みの金利の変動で「傾向」は掴むことが出来る瞬間はある。しかし、結局それも過ぎてみてわかることだし、素人の一般トレーダーがニュースサイトを見たって、「もうみんな知ってる」遅い情報しか載ってない。

では、完全に素人が変動を狙ったトレードを行うことは不可能かと言われたら、ある部分だけ、確実ではないけど、突破口があると僕は思っている。このページは、その「仮説」について書いたものです。

目次

編集長

認定テクニカルアナリスト(CMTA®) Certified Member of The Nippon Technical Analysts Association . FXと株のトレーダー。「ASOBIFX」編集長。証券会社主催単独セミナーなど多数登壇。公式LINE登録者2000人、Disicord登録者3000人。

為替の勝ち方について

素人トレーダーは、手法やインジケーターやツール等を使って、勝ち方を構築しようとする。その末路は「勝率」か「リスクリワード比」ですね。

もうこのページにたどり着いた人は、そんな人いないと思うんだけど、勝率とかリスクリワードとか「常に変動する相場」では命取りです。小学生の頃にジャンケン10回連続で勝った時の手法があったとして、それが今同じことが出来るかと言えば不可能なのはみんなわかる。それと同じこと。

例えば値幅なのか、動き出す時間なのか、完全な固定の数値が無いと、勝率もリスクリワードも計算不可能です。だから、手法やインジケーターやツールやEA(自動売買)も同じで、勝てたことは勝てることではない。まだ手法を探したりしているなら、この記事は早いので、他の記事から読み進めてください。

ここから解説する「リバースダイバー」は、これまでのテーマトレンドやパラボラ分析の末に、筆者個人がたどり着いた境地のひとつです。

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「リバースダイバー」という境地。

先に書きますが「リバースダイバージェンス」ではありません。全くの別物で、テーマトレンドやパラボラと同じく、相場を再定義した造語です。

このリバースダイバーは、「建玉」つまり参加者が今現在相場に埋め込んでいるポジションを想像して、利確や損切りによるムーブを判断する、感覚論に近い仮説となります。ただ、実際、為替では可視化できないだけで、大口や個人投資家が集中する場面は存在し、その中身はもちろん建玉も入っています。

この境地に至った理由は、僕は「株式」のトレードもしているからです。株式には、「板」や「信用残高」などで現在の相場参加者をある程度可視化する手段があります。その心理的やつ戦略的な感覚が身についていたので、為替では同じような数字は見れませんが、既に行っていた「波形分析」のおかげで相場状態をローソク足から読み取るスキルで、同様に近いことを確認しトレードできるようになりました。

これがあるから、損切りをしないで戻りを待っていたり、狙ったかのようなトレードができています。繰り返しますが、当然ながら確実性はない上に、感覚論でもありますが、相場分析の極限をご紹介します。

相場に埋め込まれた=ダイブしているポジションの逆流を読む。波形分析の最終形のひとつと言えます。

建玉は、「たてぎょく」と読む。

既にこのほかの記事を読んでいるだろう方には、退屈になるので、ざっくりおさらいすると、相場に入っている建て玉がそっくり抜けたら元に戻る。これ自体は、株をやっていれば当たり前なことではある。買い支えている玉が無くなるわけだからね。

為替は、これらの可視化が細かくできないので、あまり触れられていないが、合成通貨といった性質であろうとお金は絶対数があるわけで、「これが突破口」となる。

オープンオーダー(有名なところだとOANDA)とかで多少建て玉が見える証券会社もあるんだけど、あくまでその証券会社の顧客だけだから、FXはどんなツールでも厳密には出来高やポジションは見えない。しかし、目に見えない重力があるように、人には見えないけど見える生物もいるX線があるように、見えないから存在しないわけではない。

基礎解説

まず、基礎的な部分で言えば、「大きな陰線、または陽線」、「極めて強く進行したテーマトレンド」はその進んだ分のポジションが利確をすれば、同じくらい「元に戻る力」が備わっているものと認識してください。

とはいえ、買いしか入っていない、売りしか入っていない相場なんてあるわけないので、そこは推理と観察。定量的な数値的解説ではなく、僕が普段から推奨している「1つの時間足だけを見続けて違和感をキャッチアップできるようにする」ことがここでも生きてくる。

停滞で消化されるケースもある。

常に売りと買いが飛び交っているので、需給の偏りによっては、停滞している所で利確されつくされてしまうケースがある。こうなれば、元に戻るだけの買い玉はなくなってしまう。もちろん、これは推測の話。

リバースダイバーは「必ず戻る」という仮説ではない。

大きく動いた球があるから、必ず戻るというわけではない。

それだけ聞くと、一見地味に聞こえるかもしれないが、「相場が大きく逆走する可能性がある」かどうかを肌勘で察知できるとすれば、「狙ってリスクヘッジをしたり、ポジションを立てたりできる場面がある」ということ。

凄く深い部分なのでピンとこない人もいるかもしれないが、これは鳥肌級の超必殺技と言っても過言ではない。もちろん他にもこのサイトで提唱している分析を複合的に組み合わせる必要はあるんだけどね。

では、実際の相場を使ったリバースダイバー、略してリバダイの解説を行います。

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