実際の相場で見る「リバダイ」
では、実際の相場で見てみます。
CASE1
ひとつめのケース。まずは左の黄色い枠で明らかに大きな建玉がありますね。
その後、反発するように少しだけ上昇しています。
上記青枠部分。もちろん黄色枠の建玉の利確戻りはあるとは思うが、考えてほしいのだが「こういうときに有象無象の負けトレーダーってそろそろ戻ると思って逆張りロング入れますよね」。であれば青枠は新規で入ったロングも心理上多いと思うんです。
つまり黄色枠のほとんどはまだ残っていると仮定します。その後もう一段下がったのでその部分に合わせて値幅を合てます。
すると、一旦中央値付近まで上がったものの、停滞をします。
ここらで、最初の下落をホールドしている人たちは「もう下がら無さそう」と判断するかもしれないですよね。この辺で揉んでいるのであれば、これよりショートを伸ばすなら、別の理由が必要です。
それであれば、撤退したら、最初の下落の値幅に近いくらいのパワーはまだある状態で上昇しても不思議ではありませんよね。
これがリバダイの分析観点です。抽象的に見えるかもしれませんが、不規則なチャートでは、そもそも具体性に意味があるかも不明です。あくまで概念として建て玉を「考える」ことがリバダイの本質です。
ヒゲや実体かはどっちでもいいし、どっちもある。同じだけ必ず動くわけでは無くて、同じくらい動く可能性があるだけ。柔軟に頭を柔らかくして観察しましょう。決まった形はありません。
CASE2
CASE3
CASE4
CASE5
CASE6
「どれがリバダイなの?」
よく「これがリバダイでしょうか?」というDMをいただきます。
結論から言えば、リバダイと称しているのは建て玉の観察行為ですから、「僕がリバダイと呼んでるものと答え合わせをする」ことは全くもって意味がない。
そうじゃなくて、普段の分析やテーマトレンドやパラボラや急な値動きがあったときに、「建て玉はどんな感じなんだろう?」と想像するのがリバダイです。固有名詞というより、動詞です。
リバダイ探し、ではなく見えないポジション埋まってるポジションを想像するようにしてみてください。
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次に読みたい!SNSに多く居る偽トレーダーの特徴
負けトレーダーは凄そうなトレーダーをみつけて、すがるように真似します。先出、図解など色々な切り口がありますが「誰も為替を読むことが出来ないのはおなじこと」。
だいたいそういう人に限って利確画面だけで、出金や証拠金などリアルマネーに繋がる情報は見えてこない。ほとんどのトレーダーがアフィリエイトか有料サロンかLINEビジネスへの誘導です。本物なんてまずみたことないです。
SNSで情報収集をする人は、まず、偽物に引っ掛からないように金融リテラシーをあげる必要があります。絶対勝てる方法は相場操縦しかありませんので。犯罪ですけどね。